Linkitでは、従業員用アカウントを管理画面から作成する際、各従業員にユニークなメールアドレスが必要です。
そのメールアドレス宛にログインURLやパスワードがメール送付され、それを受信した従業員がそのログイン情報を使ってLinkitにブラウザやアプリからログインする流れになります。
もしメールアドレスをお持ちでない従業員がいる場合、Gmailなどメールサービスを利用して、従業員ごとにメールアドレスを新たに作成する必要があります。
この記事では、Gmailを利用する場合の手順について、次の2通りの方法をご案内します。
- 全従業員用のメールアドレスをGmailにて作成し、それをLinkitに登録する
- 管理者様が1つのGmailアドレスを作成し、「エイリアス機能」を利用して全従業員分のエイリアスメールアドレスをLinkitに登録する
それぞれメリット・デメリットがありますので、以下に説明します。
なお、Gmailの利用についてはLinkitサービスのサポート範囲外となるため、参考情報としてご参照ください。
全従業員用のメールアドレスをGmailにて作成し、それをLinkitに登録する
手順
- Gmail アカウント作成ページから、管理者様が代表して全従業員用のアドレスをサインアップするか、各従業員に自分用のアドレスをサインアップしてもらう
- そのアドレスを使って、Linkit管理画面からユーザー登録を行う(ユーザー登録方法の詳細は、このページの末尾を参照ください)
メリット
- 各従業員が自分専用のアドレスを持つため、自分のアカウント情報をメールで受信でき、スムーズに利用開始することができます
- パスワード紛失時の再設定も、メールを介して自らおこなうことができます
デメリット
- 全員分のGmailアカウントを作成する必要があります
管理者様が1つのGmailアドレスを作成し、「エイリアス機能」を利用して全従業員分のエイリアスメールアドレスをLinkitに登録する
エイリアス機能とは
Gmailのエイリアス機能を使用すると、1つのメールアドレスを使って複数のアカウントを簡単に管理できます。この機能により、特定のメールアドレスにプラス記号(+)と一意の文字列を追加して別のアドレスのように扱うことができます。
たとえば、example@gmail.com というメールアドレスをお持ちの場合、以下のように各従業員用のメールアドレスの文字列を生成できます。
example+001@gmail.com
example+002@gmail.com
example+003@gmail.com
これらのエイリアスはLinkitアカウント登録上、個別のメールアドレスとして認識されます。ただし、1つの受信箱にすべてのメールが集まります。
詳細については、こちらのAndroidの公式記事をご確認ください。Androidの記事ですが、Gmailに関するものですので、PCやiPhoneでも活用できる内容になっています。
手順
- Gmail アカウント作成ページから、代表して1つのアドレスをサインアップする
- Linkit管理画面から、代表アドレスにプラス記号と一意の文字列を付与した「エイリアス」のメールアドレスを使い、各従業員のユーザー登録をする(ユーザー登録方法の詳細は、このページの末尾を参照ください)
メリット
- Gmailアドレスの作成が1つで済みます
デメリット
- 1つのGmailアドレスにすべてのメールが集まるため、管理者はメールを適切に管理する必要があります
- 具体的には、Linkitアカウント登録後に送付されるパスワードを、各従業員に個別に伝達する必要があります(代わりにQRコードログインを利用することも可能です)
Linkitユーザー登録方法
Linkitへのユーザー登録の方法は、個別にフォームから入力する方法、一括でCSV登録する方法などがあります。以下の記事をご参照ください。